せん‐にゅう【潜入】
[名](スル) 1 こっそりと入り込むこと。忍び込むこと。「敵地に—する」 2 天文学で、月の後ろに恒星や惑星が隠れる現象。 3 (「仙入」とも書く)センニュウ科センニュウ属の鳥の総称。ウグイス...
せん‐ねつ【潜熱】
1 内に潜んでいる熱。「富と権力の底に圧搾された—の必然的爆発により」〈野上・真知子〉 2 物質の状態変化のためだけに費やされる熱。融解熱・気化熱など。
せん‐ぷく【潜伏】
[名](スル) 1 見つからないように、ひそかに隠れること。「地下に—する」 2 体内に侵入した病原体が、まだ病気を起こさないでいること。「—期」
せんぷく‐き【潜伏期】
1 病原体に感染してから発病するまでの期間。腸チフスでは1〜3週間、麻疹(はしか)では10〜12日など。潜伏期間。 2 ある刺激や原因が作用してから反応が現れるまでの期間。潜伏期間。
せんぷく‐きかん【潜伏期間】
⇒潜伏期
せんぷく‐キリシタン【潜伏キリシタン】
江戸幕府の禁教下におけるキリスト教信者。全国に禁令の出された慶長19年(1614)から禁令が撤廃された明治6年(1873)ごろまで、表向きは仏教徒を装いながら、ひそかにキリスト教の信仰を続けた人...
せんぷく‐こうがん【潜伏睾丸】
⇒停留睾丸
せんぷろん【潜夫論】
中国の政論書。10巻36編。後漢の王符著。147〜167年ごろ成立。当時の政治や社会の腐敗を儒家に法家を加味した立場から批判。
せんぼう‐きょう【潜望鏡】
潜水艦・戦車などで、密閉された内部から外部の状況を偵察するためなどに使われる、2個の直角プリズムとレンズとを組み合わせた反射望遠鏡。ペリスコープ。
せん‐ぼつ【潜没】
[名](スル)水中にもぐり込むこと。特に、潜水艦が急速に潜航すること。「—して魚雷艇をかわす」