げき‐じん【激甚/劇甚】
[名・形動]非常にはげしいこと。はなはだしいこと。また、そのさま。「—な被害状況」「—災害」 [派生]げきじんさ[名]
げきじん‐さいがい【激甚災害】
大規模な地震や台風など著しい被害を及ぼした災害で、被災者や被災地域に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法に基づいて政令で指定される。指定されると、国は災害復旧事業の補助金を上積みして、...
げきじんさいがい‐ほう【激甚災害法】
《「激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律」の略称》大規模な地震や台風など、著しい被害を及ぼした災害に適用される法律。国が被災者や被災地域に特別の助成や財政援助・復興支援を行うこと...
げきじん‐ほう【激甚法】
⇒激甚災害法
げき‐すい【激水】
はげしい水の流れ。激流。
げき・する【激する】
[動サ変][文]げき・す[サ変] 1 はげしくなる。荒々しくなる。「戦いが—・する」 2 怒りなどで興奮する。いきりたつ。「—・した口調で発言する」 3 はげしくぶつかる。「岩に—・する奔流」 ...
げき‐せい【激声/劇声】
1 はげしい声。興奮して発する声。 2 はげしく、大きな音。「数千の砲を発すれば—山野に響渡りて」〈染崎延房・近世紀聞〉
げき‐せい【激成】
[名](スル)刺激して事を引き起こすこと。また、いっそう激しくすること。「非常な反感と、従ってそれを—するような立場に」〈葉山・海に生くる人々〉
げき‐せつ【激切】
[名・形動]非常にはげしく厳しいこと。また、そのさま。「彼の—なる態度容姿の漸く減少なすにいたれば」〈逍遥・小説神髄〉
げき‐せん【激戦/劇戦】
[名](スル)はげしく戦うこと。はげしい戦い。「—地」「選挙の—区」