まつもと‐ぼんち【松本盆地】
長野県中西部の断層盆地。大町・松本・塩尻の各市がある。高瀬川・梓(あずさ)川・奈良井川などが形成する扇状地が発達。安曇(あずみ)平。松本平。
まつやま【松山】
愛媛県中部の市。瀬戸内海の伊予灘に臨む。県庁所在地。化学工業が盛んで、また、伊予絣(がすり)を特産。もと松平(久松)氏の城下町。松山城や道後温泉・奥道後温泉がある。正岡子規・高浜虚子の生地。人口...
ま‐も・る【守る/護る】
[動ラ五(四)]《「目(ま)守(も)る」の意》 1 侵されたり、害が及ばないように防ぐ。「犯罪から青少年を—・ろう」「身を—・る術」 2 決めたことや規則に従う。「約束を—・る」「教えを—・る」...
まるがめ【丸亀】
香川県北西部、瀬戸内海に面する市。塩飽(しわく)諸島の本島・広島なども含む。もと京極氏の城下町、金毘羅(こんぴら)参りの船着き場として発展。うちわを特産。人口11.0万(2010)。
マンナール‐とう【マンナール島】
《Mannar Island》スリランカ北西部、ポーク海峡に浮かぶ島。セイロン島本土と鉄道で結ばれ、北西のインドに向かって、アダムズブリッジとよばれる砂州と浅瀬の連なりが伸びる。漁業が盛んで、真...
み【海】
「うみ」の音変化。「淡海(あふみ)の—瀬田の渡りに潜(かづ)く鳥」〈神功紀・歌謡〉
みお‐じるし【澪標】
「みおつくし」に同じ。「広瀬川渡りの沖の—水嵩(みかさ)ぞ深き五月雨(さみだれ)のころ」〈山家集・上〉
みお‐びき【澪引き/水脈引き】
水先案内をすること。「堀江より—しつつみ舟さす賤男(しづを)の伴(とも)は川の瀬申せ」〈万・四〇六一〉
みかどのしょうぞう【ミカドの肖像】
猪瀬直樹の著作。西武鉄道グループの繁栄についてまとめたルポルタージュ。昭和61年(1986)刊行。昭和62年(1987)、第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
み‐ごもり【水籠もり/水隠り】
《「みこもり」とも》 1 水中に隠れること。「—に息づき余り速川の瀬には立つとも人に言はめやも」〈万・一三八四〉 2 心に秘めていること。「人づてに知らせてしがな隠沼(かくれぬ)の—にのみ恋ひや...