ろ‐ばた【炉端/炉辺】
囲炉裏(いろり)のそば。いろりばた。ろべ。ろへん。
ろばた‐やき【炉端焼(き)】
魚・肉・野菜などを、客の目の前で焼いて食べさせる料理。また、その料理店。
ろ‐びらき【炉開き】
冬になって初めて囲炉裏(いろり)または茶事の炉を開いて用いること。茶の湯では、10月の終わりから11月初めにかけて行う。また、その行事。《季 冬》「—や仏間に隣る四畳半/漱石」⇔炉塞(ろふさ)ぎ。
ろ‐ふさぎ【炉塞ぎ】
冬の間使ってきた囲炉裏(いろり)を春になってふさぐこと。茶の湯では、炉をふさいで風炉(ふろ)にすること。《季 春》「—や床は維摩(ゆいま)に掛け替る/蕪村」⇔炉開き。
ろ‐ぶち【炉縁】
炉のふちに取り付けてある枠。また、炉のそば。炉ばた。炉辺(ろへん)。
ろ‐へん【炉辺】
囲炉裏(いろり)のそば。ろばた。
ろへん‐だんわ【炉辺談話】
1 ろばたでくつろいでするよもやま話。 2 米国のフランクリン=ルーズベルト大統領が、1の形で政見などを国民に直接訴えたラジオ放送。