こう‐じょく【香卓】
《「こうしょく」とも》香炉を床(とこ)の間に飾り、空薫(そらだ)きする場合にのせる台。
こうじん‐ばしら【荒神柱】
かまどや炉の近くにある柱。荒神を祭る。おかま柱。力柱(ちからばしら)。
こうせき‐ほう【鉱石法】
平炉による製鋼法の一。銑鉄を屑鉄より多く用い、酸化剤として大量の鉄鉱石を混入する方法。
こうそくぞうしょく‐げんけいろ【高速増殖原型炉】
高速増殖炉の開発段階で、発電施設としての性能や大型化に向けた技術的可能性の確認・評価などを目的として建設・運転される原子炉。日本のもんじゅ、ロシアのBN-600などがある。
こうそく‐ぞうしょくろ【高速増殖炉】
高速の中性子を利用し、発電しながら消費した量以上の燃料を生み出すことができる原子炉。ウランとプルトニウムを混合したMOX燃料を使用し、冷却材としてナトリウムや鉛ビスマス合金などの液体金属を用いる...
こうそく‐ちゅうせいし【高速中性子】
核分裂で放出されたまま、何ら減速を受けていない中性子。速度は光速の約20分の1、エネルギーは0.1〜1メガ電子ボルト程度。高速中性子で核分裂の連鎖反応を起こさせるようにした原子炉を高速炉という。...
こうそく‐ちゅうせいしろ【高速中性子炉】
⇒高速炉
こうそく‐てんか【高速点火】
レーザー核融合炉における点火方式の一。重水素と三重水素を収めた燃料球に対し、爆縮用と加熱用のレーザーをパルス状に照射することで熱核融合を引き起こす。中心点火方式に比べ、より小さい強度のレーザーで...
こうそく‐ろ【高速炉】
核分裂反応で生じる高速中性子を、減速させずに連鎖反応を起こさせるようにした原子炉。高速中性子炉。
こう‐ぞう【香象】
1 密教の灌頂(かんじょう)の際に用いる象の形をした香炉。象炉。 2 香気を発する発情期の象。強大な力をもつとされる。「—の浪を踏んで大海を渡らん勢ひの如く」〈太平記・一四〉