た‐どん【炭団】
1 粉炭(こなずみ)にふのりを加えて練り、丸くして乾燥した燃料。《季 冬》「炭取にいつから残る—かな/乙字」 2 俗に、相撲の星取り表で負けの印。黒星。
炭団(たどん)に目鼻(めはな)
色黒で、目鼻だちのはっきりしない顔のたとえ。
たん【炭】
[音]タン(呉)(漢) [訓]すみ [学習漢字]3年 〈タン〉 1 すみ。「薪炭・石炭・塗炭・氷炭・木炭」 2 石炭のこと。「炭坑・炭鉱・炭塵(たんじん)・炭田/褐炭・黒炭・採炭・選炭・泥炭・...
たん‐か【炭化】
[名](スル) 1 加熱によって有機物質が分解し、炭素に富んだ物質になること。 2 他の物質が炭素と化合すること。また、炭化物であること。
たんか‐カルシウム【炭化カルシウム】
カルシウムの炭化物。生石灰とコークスを電気炉で熱して得られる灰色の固体。水を加えるとアセチレンを発生する。石灰窒素の製造原料。化学式CaC2 カーバイド。炭化石灰。
たんか‐けいそ【炭化珪素】
珪素の炭化物。珪石とコークスを電気炉で熱して得られる化合物。天然でもモアッサナイトとして産するが、非常に稀。純粋なものは無色。きわめて硬く、酸におかされず、高温でも他と反応しにくい。研磨剤・耐火...
たんか‐ジルコニウム【炭化ジルコニウム】
ジルコニウムの炭化物。灰色で金属光沢がある。等軸晶系。水に不溶。高硬度で研磨剤や切削工具に用いられる。化学式ZrC
たんか‐すいそ【炭化水素】
炭素と水素だけからなる有機化合物の総称。配列が鎖状か環状かによって大別され、さらに鎖式炭化水素はメタン系・エチレン系・アセチレン系に、環式炭化水素は脂環式・芳香族に分類される。ハイドロカーボン。...
たんかすいそ‐き【炭化水素基】
炭化水素から水素原子1個または2個以上を除いた残りの原子団の総称。メタンから誘導されるメチル基CH3-、エチレンから誘導されるビニル基CH2=CH-、ベンゼンから誘導されるフェニル基C6H5-な...
たんかすいそ‐れいばい【炭化水素冷媒】
⇒HC冷媒