ナトロン【natron】
炭酸ナトリウム10水和物と炭酸水素ナトリウムを主成分とする天然の炭酸塩鉱物。アフリカや北米の塩湖や干上がった湖に産出する。古代より石けんやガラスの原材料として用いられた。
ナノ‐カーボン【nano-carbon】
直径がナノメートル単位の炭素粒子で構成される物質。カーボンナノチューブなど。電気・熱の伝導性や機械的強度などに優れた特性を持ち、ナノテクノロジーの中心的な素材として注目されている。
ナノチューブ【nanotube】
直径が10億分の1メートル程度(ナノメートル程度)の管状の物質の総称。代表的なナノチューブとして、炭素原子が六角形の格子状に並んだ表面構造をとるカーボンナノチューブが知られ、単にナノチューブとい...
ナフタレン【naphthalene】
芳香族炭化水素の一。コールタールを精製して得られる、昇華性の白色のうろこ状結晶。特有のにおいがある。防虫・防臭剤に用いるほか、有機化学合成の原料として広く用いられる。化学式C10H8 ナフタリン。
ナフテン【naphthene】
石油に含まれるシクロアルカン(環状構造をもつ飽和炭化水素)の総称。代表的なものとしてシクロヘキサンが知られる。ナフテン系炭化水素。シクロパラフィン系炭化水素。
なまり【鉛】
炭素族元素の一。単体は青白色の軟らかくて重い金属。融点がセ氏327.5度と低く、加工が容易。耐食性にすぐれ、空気中では表面が酸化されて被膜となり、内部に及ばない。主要鉱石は方鉛鉱。鉛管・電線被覆...
ナリヤン‐マル【Nar'yan-Mar/Нарьян-Мар】
ロシア連邦北西部、ネネツ自治管区の行政中心都市。バレンツ海に注ぐペチョラ川の河口に位置し、港湾を有す。ペチョラ炭田の開発拠点として建設された。食品工業、木材加工業が盛ん。
なるこ‐おんせん【鳴子温泉】
宮城県大崎市の温泉群。泉質は炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・硫黄泉など。なるごおんせん。
なん‐こう【軟鋼】
炭素を0.13〜0.20パーセント含む炭素鋼。一般にいう鉄材。低炭素鋼。
なん‐たん【軟炭】
無煙炭を除く軟質の石炭。主に瀝青炭(れきせいたん)をさしたが、最近では一部の亜瀝青炭と褐炭の総称。⇔硬炭。