や‐ぶしん【家普請】
家を建てること。家の普請。「—を春の手すきにとり付いて/野坡」〈炭俵〉
やぶ‐にっけい【藪肉桂】
クスノキ科の常緑高木。中部地方以南の海岸近くに自生。葉は長楕円形でつやがあり、肉桂に似た香りがある。初夏、葉の付け根から柄を出し、薄黄色の小花を散形につけ、黒い実を結ぶ。材は器具・薪炭用。くすたぶ。
やました‐どうじん【山下洞人】
昭和43年(1968)に、沖縄県那覇市山下町の洞窟遺跡で発見された化石人骨。女児の大腿骨(だいたいこつ)・腓骨(ひこつ)・脛骨(けいこつ)とともに、鹿の骨を加工した骨角器が出土。放射性炭素年代測...
やまだ【山田】
福岡県中部にあった市。遠賀(おんが)川上流域にあり、筑豊炭田の炭鉱町として栄えた。閉山後は酪農などが行われた。平成18年(2006)3月、稲築町・碓井(うすい)町・嘉穂町と合併して嘉麻市となる。→嘉麻
やま‐だし【山出し】
1 山から材木・薪・炭などを運び出すこと。また、その運び出したものや運び出す人足。 2 田舎の出身であること。田舎から出てきたままで洗練されていないようす。「—の田舎者」
やま‐びと【山人】
1 山に住む人。山で働く人。きこりや炭焼きなど。 2 仙人。神仙。「—にもの聞こえむといふ人あり」〈堤・花桜をる少将〉
やま‐もと【山元/山下/山本】
1 山のふもと。 2 (山元)山の所有者。 3 (山元)鉱山や炭鉱の所在地。
ゆうき‐かごうぶつ【有機化合物】
炭素を含む化合物の総称。ただし、二酸化炭素・炭酸塩などの簡単な炭素化合物は習慣で無機化合物として扱うため含めない。元来は有機体すなわち生物に起源を有する化合物の意で呼ばれ、生命力によって作られる...
ゆうききんぞく‐かごうぶつ【有機金属化合物】
金属を含む有機化合物のうち、炭素との金属結合をもつもの。無機と有機との境界領域の化合物。有機水銀化合物・グリニャール試薬など。
ゆうきけいそ‐かごうぶつ【有機珪素化合物】
炭素とケイ素の直接結合をもつ有機化合物の総称。有機化合物中の1個以上の炭素原子をケイ素原子に置換したもので、シリコーンをはじめ、工業・医療・日用品などの分野で広く利用される。オルガノシラン。