む【無】
[音]ム(呉) ブ(漢) [訓]ない なみする [学習漢字]4年 〈ム〉 1 存在しない。…がない。「無益・無休・無辜(むこ)・無形・無効・無償・無上・無情・無職・無人・無線・無断・無名・無理...
むいか‐ぎり【六日限】
江戸と大坂の間を片道6日で走った飛脚の称。六日飛脚。「無事とある状に落着く—」〈柳多留・七四〉
むし‐け【虫気】
1 子供が寄生虫などによって腹痛・ひきつけ・かんしゃくなどを起こすこと。 2 痛みを伴う腹の病気。腹の中にすむ三尸(さんし)の虫によって起こると考えられた。「雨にうたれて、持病の—などが起りやし...
むすび‐まつ【結び松】
行路の無事を祈ったり誓いを立てたりしたしるしに、松の小枝を結ぶこと。また、その松。「磐代(いはしろ)の野中に立てる—心も解けず古(いにしへ)思ほゆ」〈万・一四四〉
胸(むね)を撫(な)で下(お)ろ・す
心配事が解決してほっとする。安心する。「娘の無事に—・す」
むゆうびょうのおんな【夢遊病の女】
《原題、(イタリア)La sonnambula》ベリーニのイタリア語によるオペラ。全2幕。1831年初演。ある村娘が浮気を疑われて婚約者である若い地主に結婚を断られたが、夢遊病ゆえの振る舞いであ...
めでたし‐めでたし
[連語]物事が無事に、また、よい状態に終わったときにいう語。「万事まるく収まって—だ」
めん‐め【面面】
[代]《「めんめん(面面)」の音変化》反射代名詞。自分。自分自身。「人の口の端にもかからず、—の身も無事に納まる」〈滑・浮世床・初〉
もくてき‐ち【目的地】
目ざして行こうとする土地。「無事に—に着く」
や‐がため【屋固め】
家の建て始めの柱立てのとき、無事に工事が進むように祈る儀式。また、完成後の屋移りの前に、親戚や大工の棟梁を呼んで行う酒宴。