たちばな‐やき【橘焼(き)】
すりつぶした魚の肉をビワの実の大きさに丸め、クチナシで黄色に色づけし、たれ味噌で煮てカラタチの枝に挿した料理。
たまご‐やき【卵焼(き)】
鶏卵をかきまぜ、調味料やだし汁で味つけをして焼いた料理。また、それを作るための底の浅い四角い鍋。
たんば‐やき【丹波焼】
兵庫県丹波篠山市今田(こんだ)町上立杭(かみたちくい)・下立杭を中心に産する陶器。古くは須恵器系で、桃山時代以降は施釉(せゆう)陶が主流となり茶器も制作。
チャーシュー【叉焼】
《(中国語)》豚肉を砂糖・酒・香辛料をまぜた醤油に浸し、天火で焼いたり、蒸し焼きにしたりした料理。焼き豚。
つがる‐やき【津軽焼】
弘前市付近から産する茶器や雑器などの陶器。文化年間(1804〜1818)に始まる。悪戸焼(あくどやき)。
つくね‐やき【捏ね焼(き)】
つくねをじかに、またフライパンで焼いた料理。
つけ‐やき【付(け)焼(き)】
みりん・醤油などで調味したたれをつけて焼くこと。また、そのようにして焼いた料理。
つしま‐やき【対馬焼】
対馬から産出した焼き物。ふつう、朝鮮の釜山窯(ふざんよう)のものも含めていう。享保(1716〜1736)ごろ朝鮮の陶法が伝えられて創始。茶器が主で、陶器のほか磁器も焼いた。
つつみ‐やき【包(み)焼(き)】
1 魚・肉・野菜などを木の葉・紙・ホイルなどに包んで焼くこと。また、その焼いたもの。 2 鮒(ふな)の腹に昆布・串柿(くしがき)・焼き栗などを入れて焼いたもの。門出や出陣の祝いに用いた。「鮒の—...
つつみ‐やき【堤焼】
仙台市青葉区堤町で生産される茶器・花びん・酒器などの陶器。元禄年間(1688〜1704)江戸の陶工上村万右衛門が仙台の台の原で創始。のち窯が堤町に移り、この名がついた。特に堤人形は有名。