あい‐なめ【鮎魚女/鮎並】
カサゴ目アイナメ科の海水魚。全長約40センチ。体側に5本の側線がある。岩礁域に多く、体色は黄褐色から紫褐色まで場所によって変わる。北海道以南に分布。煮物・焼き物にする。あぶらこ。あぶらめ。《季 ...
あじ‐み【味見】
[名](スル)飲食物の味加減を調べること。味きき。「煮物を—する」
いかなご‐じょうゆ【玉筋魚醤油】
イカナゴを塩漬けにしてその汁をこしたもの。つけ醤油や煮物の味付けに用いる。香川県の特産。
いとこ‐に【従兄弟煮】
小豆・牛蒡(ごぼう)・芋・カボチャなどを、堅いものから順に入れ、醤油か味噌で味をつけた煮物。おいおい(甥々)めいめい(姪々)に煮るという洒落(しゃれ)から、また、野菜ばかりを煮るところからの名という。
いろ‐り【色利/煎汁】
鰹節(かつおぶし)・するめ・大豆などを煮詰めてとっただし汁。煮物に用いる。
うしお‐に【潮煮】
タイなどの白身の魚のぶつ切りを塩味のみで煮込んだ煮物。
うす‐くち【薄口】
1 吸い物・煮物などの味の薄いもの。⇔濃い口。 2 「薄口醤油」の略。 3 土瓶・ちょこなどの薄手のもの。「—の茶碗」
おい‐がつお【追い鰹】
鰹節でとった出し汁にさらに鰹節を加えること。うまみを増すためで、煮物に使う。差し鰹。
おお‐ひら【大平】
平たくて大きな椀。煮物などを盛る。大平椀。
御平(おひら)の長芋(ながいも)
《平椀に盛られた長芋の煮物は見かけばかりでおいしくないところから》きれいだが、のっぺりして締まりのない顔つきのたとえ。