み‐じゅく【未熟】
[名・形動] 1 果実・作物などがまだ十分に熟していないこと。また、そのさま。「—な梅の実」「実はまだ小さくて—だ」 2 学問や技術などの経験・修練がまだ十分でないこと。また、そのさま。「—な技...
ゆうせい‐せんじゅく【雄性先熟】
雌雄同体の動物で、雄性生殖器官の精巣などが、卵巣などの発達に先立って成熟すること。のちに卵巣も発達して両方をもつ個体となる場合と、精巣が退化して卵巣が発達する場合とがある。種子植物では、個々の花...
ようけい‐せいじゅく【幼形成熟】
動物が幼生形の段階のまま生殖巣が成熟し、繁殖できるようになる現象。メキシコサンショウウオ(アホロートル)などにみられる。ネオテニー。幼態成熟。
らん‐じゅく【爛熟】
[名](スル) 1 果実がくずれそうなまでに熟しきっていること。「—した実が落ちる」 2 物事が発達しきって、衰えの兆しさえ含んでいる状態になること。「—した文化」「—期」
れん‐じゅく【練熟/錬熟】
[名](スル)慣れて巧みになること。熟練。「—した技」
ろう‐じゅく【老熟】
[名・形動](スル)長く経験を積んで、物事に熟練すること。また、そのさま。「—した筆致」「—な革命党の医伯の精神に触れて」〈木下尚江・良人の自白〉
わ‐じゅく【和熟】
[名](スル) 1 仲よく親しみ合うこと。「一家—して」〈柳浪・河内屋〉 2 農作物などがよく熟すること。