みずジルコニウム‐はんのう【水ジルコニウム反応】
原子炉で冷却材喪失事故(LOCA)が発生し、燃料被覆管が高温になった場合に、被覆管の材料として使われているジルコニウムが冷却水や水蒸気と反応すること。この反応で水素が発生する。 [補説]平成23...
みずぬき‐ざい【水抜き剤】
自動車などの燃料タンク内の水分を排出するための添加剤。イソプロピルアルコールをはじめとするアルコールが用いられる。燃料用水抜き剤。
ミューオン‐トモグラフィー【muon tomography】
宇宙線が大気分子と衝突することによって生じるミュー粒子(ミューオン)の高い透過性を利用し、X線写真のように火山や巨大構造物の内部などを非破壊で透視する手法。ミューオン断層写真術。ミューオンラジオ...
むえん‐たん【無煙炭】
最も炭化度の進んだ石炭。揮発性物質や不純物が少なく、燃焼時に発煙しない。燃料や練炭・コークスの原料、電極・カーバイド原料などに使用。
むき‐ふんしゃ【無気噴射】
ディーゼル機関で、燃焼室内へ燃料だけを加圧してノズルから噴射させる方法。
メタアルデヒド【metaldehyde】
アセトアルデヒドの重合体。無色の針状結晶。水に不溶。セ氏80度以上に加熱すると、昇華してアセトアルデヒドに分解する。固形燃料や、ナメクジ・カタツムリの駆除剤として使用される。分子式C8H16O4...
メタノール‐しゃ【メタノール車】
メチルアルコールを燃料として走る低公害の自動車。
メタン【methane】
メタン系炭化水素で最も簡単なもの。無色・無臭の可燃性の気体。天然ガス・石油分解ガスなどに多量に含まれ、炭坑内にも発生して爆発の原因となる。沼地・湿地などからも有機物が腐敗・発酵したときに発生し、...
メチルアルコール【(ドイツ)Methylalkohol】
最も簡単な構造のアルコール。刺激臭のある無色の揮発性の液体。水に溶ける。木材を乾留すると得られ、工業的には一酸化炭素と水素とから合成する。有毒で、少量の飲用でも失明・致死のおそれがある。燃料、ホ...
メルトダウン【meltdown】
原子炉で燃料溶融が起こり、燃料集合体の溶融物が炉心の下部へ落ちていく状態。大量に溶融した場合、圧力容器や格納容器を貫通する場合もある。→チャイナシンドローム