あいづ‐ろうそく【会津蝋燭】
会津地方産の蝋燭。上質・純白で、絵模様のあるのが特色。絵蝋燭。
え‐ろうそく【絵蝋燭】
表面に花鳥などの絵や種々の模様をかいて彩色したろうそく。
風口(かざくち)の蝋燭(ろうそく)
消えやすいこと、はかないことのたとえ。風前の灯(ともしび)。
か‐しょく【華燭/花燭】
1 華やかなともし火。「数十の—を灯(とぼ)し連ねたれば」〈竜渓・経国美談〉 2 結婚の席にともすともし火。また、婚礼。
きょ‐しょく【炬燭】
たいまつ。かがり火。
ぎん‐しょく【銀燭】
1 銀製の燭台。 2 美しく輝くともしび。「—の光に照らされた会場」
こうがんじ‐ろうそく【仰願寺蝋燭】
仏前などにともす細く小さいろうそく。江戸時代、京橋の越前屋九右衛門が、浅草仰願寺の院主の依頼によって作りはじめたという。仰願寺。
さつま‐ろうそく【薩摩蝋燭】
1 薩摩産の上等の蝋燭。 2 松脂(まつやに)・魚油でつくった下等の蝋燭。
ざん‐しょく【残燭】
消え残りの灯火。明け方になっても消えずにいる灯火。
し‐しょく【紙燭/脂燭】
⇒しそく(紙燭)