ひと‐ひら【一片/一枚】
薄く平らなもののいちまい。いっぺん。「—の花びら」
ひょう‐へん【氷片】
氷のかけら。「寒さは強く、路上の雪は稜角ある—となりて」〈鴎外・舞姫〉
ひら【片/枚】
《「平(ひら)」と同語源》 [名]紙・葉・花弁など、薄くて平らなもの。「白き赤きなど掲焉(けちえん)なる—は」〈源・梅枝〉 [接尾]助数詞。薄くて平らなものを数えるのに用いる。「一—のバラの花弁」
びら【片/枚】
1 広告・宣伝のために、人目につく所に掲げるはり紙。ポスター。 2 広告・宣伝のために人に配る紙片。ちらし。「—をまく」
へん【片】
[接尾]助数詞。物の切れはし、花びらなどを数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぺん」となる。「二、三—の花びら」
へん【片】
[音]ヘン(呉)(漢) [訓]かた ひら ペンス [学習漢字]6年 〈ヘン〉 1 二つのうちの一方。「片務・片麻痺(へんまひ)」 2 薄く小さな切れ端。「片雲/花片・砕片・紙片・切片・雪片・断...
へんぺん【片々】
今井邦子の歌集。大正4年(1915)刊行。
へん‐ぺん【片片】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 きれぎれになっているさま。また、その一片が軽くひるがえるさま。「一葉の小舟—として、忽ち去り」〈独歩・愛弟通信〉 2 取るに足りないさま。「新聞の号外の投げ与...
ぺん【片】
[接尾]「へん(片)」に同じ。「一—の雲」
ペンス【pence】
ペニーの複数形。 [補説]「片」とも書く。