ふくしゃ‐ばん【複写版】
複写用の簡単な印刷器。謄写版・こんにゃく版など。
ふしみ‐ばん【伏見版】
慶長4〜11年(1599〜1606)徳川家康の命により、伏見の円光寺の僧三要らが木製活字で印刷した書籍の称。「孔子家語」「六韜(りくとう)」「三略」などがある。円光寺版。
ふしょく‐どうばん【腐食銅版】
銅版の技法の一。銅板の表面を防食剤で覆い、凹状にする部分の銅面のみを露出させ、その部分を腐食させて原版を作るもの。エッチング、アクアチントなど。
プロセス‐へいはん【プロセス平版】
多色印刷で、カラー原稿をカラースキャナーなどを用いて色分解し、平版を作ること。また、その版。
へいおう‐はん【平凹版】
印刷版で、画線を強くし印刷耐久力を増すため、画線の部分をごくわずかへこませた平版。
へい‐はん【平版】
印刷版式の一。版面は明確な高低がなく、インクの付着する親油性の画線部と親水性の非画線部とから成り、水と油との反発を利用して印刷する。オフセット・石版など。
へん【版】
朝廷の儀式のとき、参列者の位置を示すため、目印として置かれた木の板。
ベータ‐ばん【ベータ版/β版】
《beta version/β-version》発売前や正式公開前で開発途中にあるソフトウエアなどの製品のこと。関係者や希望するユーザーに配布し、試用してもらう(ベータテスト)ために作る。ベータ...
まち‐はん【町版】
民間の本屋などで出版した本。坊刻本。
みだれ‐ばん【乱れ版】
古い和漢書の版本で、同一書の中に活字版と木版など他の様式の版とが入り混じっているもの。