げ‐はん【下版】
[名](スル)印刷で、校了になった組み版を、次の工程である製版・印刷などに移すこと。
げんしょく‐ばん【原色版】
黄・シアン・マゼンタの三原色インキ、またはこれに墨を加えて、原画と同じ色彩を出す網目凸版印刷。また、その印刷物。3枚または4枚の版を作り、3回または4回刷り重ねる。細密な色彩効果が得られ、美術複...
げんだい‐ばん【現代版】
古典文学の主人公や昔の著名な事件などを、現代風に再現したといえるようなもの。「—光源氏」
げんてい‐しゅっぱん【限定出版】
初めから部数を限って出版すること。また、そのもの。
げんてい‐ばん【限定版】
部数を限定して出版すること。また、その出版物。
げん‐ぱん【元版】
中国の元代に刊行された書物。宋版の復刻本が多い。
げん‐ぱん【原版】
1 最初に組み上げる版。活字印刷で、鉛版や紙型のもとになる組み版をいう。 2 複製・翻刻などの、もとになる版。
こう‐はん【孔版】
謄写版・スクリーン印刷など、細かい孔(あな)のある版の裏側からインクをにじみ出させて印刷する方法。孔版印刷。
こう‐はん【降版】
《かつては輪転機用の刷版を印刷所に降ろしていたところから》新聞の完成した紙面データを印刷部門に送ること。内容の修正ができなくなるところから、締め切りの意味でも使う。「—時間」
こうや‐ばん【高野版】
高野山で開板された仏典の総称。狭義には、鎌倉以降に真言宗一門で一定の板型で開板されたものをさす。