が‐ふ【牙斧】
雄のイノシシのきばで作った小型の斧(おの)。日本では縄文時代にみられる。
が‐ほ【牙保】
1 売買の仲介。仲買(なかがい)。 2 盗品の売買・質入れなどの処分を周旋すること。
がほ‐ざい【牙保罪】
盗品であることを知りながら、その処分の斡旋(あっせん)をする罪。平成7年(1995)の刑法改正以前の用語で、改正後は「盗品等有償処分あっせん罪」という。→盗品譲受け等罪
が‐むし【牙虫】
1 甲虫目ガムシ科の昆虫。池・沼などの水中にすむ。体長3センチくらい。体は黒く、幅広い舟形。成虫は草食性であるが、幼虫は肉食性で小魚や巻き貝を襲う。本州以南に分布。 2 ガムシ科の昆虫の総称。体...
が‐もん【牙門】
大将の陣屋の門。本陣。
き【牙】
きば。「—かみたけびて」〈万・一八〇九〉
き‐ば【牙】
《「き(牙)は(歯)」の意》哺乳類の歯で特に大きく鋭く発達したもの。犬・トラ・セイウチなどでは犬歯、象・イッカクでは門歯が長大となる。
きば‐のろ【牙獐】
シカ科の哺乳類。体高約50センチ。全体に黄褐色。角はない。上あごの犬歯が大きく、口の外に出ている。朝鮮半島・中国に分布し、川岸のアシの茂みなどにすむ。がしょう。
牙(きば)を噛(か)・む
くやしがったり非常に興奮したりして、歯を強くくいしばる。
牙(きば)を研(と)・ぐ
相手を倒そうと準備して待ち構える。爪(つめ)をとぐ。「報復の—・ぐ」