ちゃさんばい【茶子味梅】
狂言。和泉(いずみ)流。夫の唐人が、奇妙なことを言って泣くので物知りに尋ねると、唐土の妻を恋しがって泣くのだという。そこで妻は酒で機嫌をとるがうまくいかない。
つう‐が・る【通がる】
[動ラ五(四)]通人らしく振る舞う。通人ぶる。通ぶる。「物知り振った、又—・った陋悪(ろうあく)な分子」〈漱石・長谷川君と余〉
なま‐ものしり【生物知り】
《「なまものじり」とも》いいかげんの知識しかないのに物知り顔をすること。また、その人。「世間の—がたまたま事のなりゆきを見て」〈谷崎・盲目物語〉
はか‐せ【博士】
1 学問やその道の知識にくわしい人。「お天気—」「物知り—」 2 学位の「博士(はくし)」の俗称。「—号」「文学—」 3 律令制の官名。大学寮に明経(みょうぎょう)・紀伝(のちに文章(もんじょう...