ほうしゃのうじょきょ‐フィルター【放射能除去フィルター】
原子力発電所の原子炉格納器からガスを外部に排出する際に、排気中の放射性物質を低減する装置。
ほうしゃのう‐ひょうしき【放射能標識】
1 放射性物質や放射線の発生装置を使用する区域、また放射性物質を保管する容器などに掲示・付与される産業安全標識。黄色地に紫または黒の三つ葉を配したものが用いられる。三つの葉はそれぞれ、アルファ線...
ほうしんがた‐かくばくだん【砲身型核爆弾】
筒状の容器の両端に配置した核分裂性物質(高濃縮ウラン)を衝突させる方式の核爆弾。臨界質量未満の2つの塊が合体して臨界量を超えることで、核分裂連鎖反応が起こり爆発する。広島に投下された原子爆弾に使...
ほうせん‐きん【放線菌】
カビのように分岐した糸状の細胞や菌糸を生じる細菌。土壌中に広く分布し、動植物に寄生するものもある。抗生物質を産生するストレプトミセスや病原性をもつアクチノミセス・マイコバクテリウムなどがある。
ほうせんきん‐しょう【放線菌症】
嫌気性の放線菌のアクチノミセスによって起こる病気。首・胸・腹などに板状のしこりができ、化膿(かのう)して瘻孔(ろうこう)を生じ、菌塊を含む膿汁を排出する。抗生物質が有効。アクチノミコーゼ。
ほうゆう‐ぶつ【包有物】
鉱物の結晶内に取り込まれた物質の総称。その状態により固体包有物、液体包有物、気体包有物に分類される。
ほうわ‐じょうき【飽和蒸気】
同一物質の液体や固体と平衡状態で共存しているときの蒸気。
ほおん‐ろうと【保温漏斗】
溶液を高温に保ったまま濾過(ろか)するための漏斗。外側をバーナーで加温した熱湯で温めたり、電熱を加えたりする方式があり、再結晶による物質の精製などに用いられる。熱漏斗。
ほかん‐だいたい‐いりょう【補完代替医療】
西洋医学に基づいた通常の医療に代わるもの、または補うものとして行われる施術や療法。補完医療と代替医療の総称。科学的な検証や臨床試験による有用性の確認がなされていない医術・健康管理法・生成物質など...
ほかん‐ちりょう【補完治療】
主となる治療法に、異なる治療法を組み合わせて補うこと。多く、抗生物質や手術などによる近代医療と、鍼灸(しんきゅう)や薬草などを用いる伝統医療を組み合わせることをいう。