マイトマイシン【mitomycin】
放線菌の一種から得られる抗生物質。3種の有効成分があり、マイトマイシンCは抗菌・抗癌(がん)性があるが副作用として骨髄障害を起こす。MMC。
マイナス‐イオン
《(和)minus+Ion(ドイツ)》イオンの一種とされる物質。森林中や滝の水しぶきなどに多く含まれ、健康によいとされるが、科学的根拠はない。→疑似科学 [補説]学術用語ではなく、統一された定義...
マイヤー‐かたさ【マイヤー硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)の示し方の一。押し込み硬さの一種で、鋼球を試料表面に押し込み、できたくぼみの投影面積でその荷重を除した値で表す。単位はHM。マイヤー硬度。
まく‐たんぱくしつ【膜蛋白質】
細胞や細胞小器官などの生体膜に埋め込まれた状態で存在するたんぱく質。たんぱく質の約30パーセントを占め、細胞膜を介した情報伝達・物質輸送・エネルギー変換などの重要な機能を担う。
まく‐ゆそうたい【膜輸送体】
生体膜を通過して物質を運ぶ機能を備えた膜たんぱく質の総称。輸送体。輸送因子。トランスポーター。「グルコース—」
マクロライド【macrolide】
《「マクロリド」とも》12員環以上の大環状のラクトンを含む有機化合物の総称。強い抗菌作用を示すものが多く、抗生物質として利用される。→マクロライド系抗生物質
マクロライドけい‐こうせいぶっしつ【マクロライド系抗生物質】
マクロライドを含む抗生物質の総称。主に放線菌によって生産され、比較的副作用が少なく、抗菌スペクトルが広い。細菌のリボゾームのたんぱく質合成を阻害することで増殖を抑える。ロイコマイシン、エリスロマ...
マグマ【magma】
1 地下に存在する高温で溶融状態の物質。冷却・固結すれば火成岩になる。岩漿(がんしょう)。 2 積もり積もった不平不満。また、危険な要素や動き。「若手議員から執行部に対する—が噴き出す」「金利上...
マグマ‐すいじょうきばくはつ【マグマ水蒸気爆発】
マグマが地下水や海水と接触し、大量の水蒸気が急激に発生することによって起こる爆発的噴火。噴出物にマグマに由来する物質が含まれる。マグマ水蒸気噴火。→水蒸気爆発 →マグマ噴火
まさつ‐でんき【摩擦電気】
異なる二つの物質を摩擦すると生じる正・負の電気。エボナイトと毛皮とを摩擦したときに、エボナイトには負の、毛皮には正の電気を生じるなど。