かぎゃく‐でんち【可逆電池】
放電によって化学変化を起こした電極電解液が、充電によって再びもとの状態に戻るように作られた電池。蓄電池など。
かぎゃく‐へんか【可逆変化】
物質が、ある状態から他の状態へ変化したとしても、再びもとの状態に戻ることができ、しかもこの間に外界に対して何の変化も残さないような変化。実際には存在しないが、理想的な極限を考える際に用いられる。
かく【覚】
仏語。 1 対象を覚知するもの。心。心所(しんじょ)。 2 心が妄念を離れている状態。 3 涅槃(ねはん)の理を悟ったうえでの智慧。菩提(ぼだい)。 4 仏陀(ぶっだ)。覚者。
かく‐いせい【核異性】
1 原子番号・質量数が同じ核種で、半減期やエネルギー状態などが異なる現象。 2 構造異性の一。環式化合物の環の部分に結合する置換基の位置の相違などで起こる。環を形成する原子間の結合の違いによるも...
かく‐いせいたい【核異性体】
原子番号、質量数が同じでエネルギー状態や半減期が異なる原子核。異性核。
かくさ‐しゃかい【格差社会】
成員が、特定の基準から見て隔絶された階層に分断された社会。特に、所得・資産面での富裕層と貧困層の両極化と、世代を超えた階層の固定化が進んだ社会。 [補説]バブル経済崩壊後の不況で、中高年の雇用を...
かくさん‐しょうがい【拡散障害】
肺胞内の酸素が血液中に拡散する過程で何らかの障害が生じる状態。間質性肺炎などによる肺胞膜の障害・肥厚、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などによる肺胞面積の減少などによって起こる。
かくさん‐モデル【拡散モデル】
AIによる生成モデルの一。画像や音声などのデータに少しずつノイズを加えて、ノイズだけの状態になるまでの過程を逆にたどり、元のデータを再構築する過程をAIに学習させるもの。これを用いて、完全なノイ...
かく‐しゅ【核種】
原子番号・質量数・エネルギー状態によって特徴づけられる原子核あるいは原子の種類。原子番号が同じで質量数の異なるものを同位体といい、原子番号・質量数が同じでエネルギー状態の異なるものを核異性体という。
かく‐せい【覚醒】
[名](スル) 1 目を覚ますこと。目が覚めること。「昏睡状態から—する」 2 迷いからさめ、過ちに気づくこと。「魔境から今漸く—した人のような眼を放って」〈漱石・明暗〉