ささえ‐じょう【支え状】
鎌倉・室町時代の訴訟で、訴人(原告)の訴状に対する論人(被告)の答弁書。陳状。
さ‐じょう【叉状】
交差した形や状態。
さ‐じょう【鎖状】
鎖(くさり)のようにつながっている状態。
さり‐じょう【去り状/避り状】
1 夫から妻に渡す離縁状。三行半(みくだりはん)。さりぶみ。 2 中世、土地・財産に対する権利を放棄し、他に譲り渡す旨を記した証書。さりぶみ。 3 解職の辞令。さりぶみ。
さんし‐きょうくんじょう【三子教訓状】
戦国武将の毛利元就が、子の隆元・元春・隆景に書いた文書。「三本の矢の教え」の逸話の元になったとされる。
さん‐じょう【惨状】
思わず目をそむけたくなるような、むごたらしいありさま。また、いたましいありさま。「事故現場の—」「難民の—を報じる」
さん‐じょう【散状】
1 古代・中世、公事(くじ)の参仕者、宿直(とのい)番の勤仕者など、関係する者の名を列記した文書。交名(きょうみょう)。 2 中世、諸役の勤番や裁判に出頭すべき者の名などを列記し、回覧した文書。回状。
さん‐とうじょう【三答状】
中世、三問三答で、論人(被告)が提出した三度目の陳状。→三問状
さん‐もんじょう【三問状】
中世、三問三答で、訴人(原告)が提出した三度目の申し状。→三答状
さんよう‐じょう【算用状/散用状】
中世、荘園年貢の収支決算書。結解状(けちげじょう)。