チャンチン【香椿】
《(中国語)》センダン科の落葉高木。葉は卵形の多数の小葉からなる羽状複葉。若芽は赤く、独特のにおいがある。7月ごろ、枝先に白い小花が密生して咲き、実は秋に熟して5裂する。中国の原産。材を家具など...
チャンドマニ【Chandmani/ЧандманЬ】
モンゴル西部、ホブド県の村。ホブドの東約150キロメートルに位置する。ひとりの歌い手が同時に二つの声を出すホーミーとよばれる独特な唱法が盛んなことで知られる。
ちゅう‐とう【柱頭】
1 柱の最上部。西洋古典建築では独特の刳形(くりがた)と彫刻とがある。 2 雌しべの先端部。粘液を分泌して花粉を受ける。
ちょうかん‐たい【潮間帯】
海岸の、高潮線と低潮線との間の帯状の部分。海藻類や沿岸動物が豊富で、独特の分布がみられる。
ついじ‐まつ【築地松】
出雲平野に見られる独特の屋敷林。川の氾濫に備えた盛土に、古くは広葉樹や竹が植えられたが、明治以降、クロマツが植えられ、大きな壁のような独特な形に刈り込まれるようになった。強風や西日を遮るため、北...
ツェハランヤネ‐こくりつこうえん【ツェハランヤネ国立公園】
《Ts'ehlanyane National Park》レソト北部にある国立公園。マルチ山脈(ドラケンスバーグ山脈)の高地に位置し、独特な森林環境が広がり、希少な植物が自生する。セグロジャッカル...
つがる‐じゃみせん【津軽三味線】
津軽地方に伝わる三味線。本来は民謡の伴奏用だが、独奏・合奏にも用いる。太棹(ふとざお)で、力強く、かつ繊細な独特の旋律・リズムで奏する。
つがる‐ぬり【津軽塗】
弘前市を中心に産する漆器。中塗りの上に、漆に卵白やゼラチンなどをまぜ、へらや刷毛(はけ)を用いて文様を表す絞漆(しぼうるし)法で凹凸を作ったあと、各種の色漆を塗り重ね、独特の砥石(といし)で雲形...
つげ‐よしはる【つげ義春】
[1937〜 ]漫画家。東京の生まれ。本名、柘植(つげ)義春。独特な暗いタッチで、不条理な人間の情念を描き出す幻想的な作品が全共闘世代の共感を得る。代表作「ねじ式」「紅い花」「無能の人」など。
つばくろ‐だけ【燕岳】
長野県北西部、大町市と安曇野(あづみの)市との境にある山。飛騨山脈中部に位置する。標高2763メートル。花崗岩からなり、山頂一帯は風化により独特の景観が連なる。