おおかみ‐はじき【狼弾き】
土葬墓の土饅頭(どまんじゅう)の周囲に、弓なりに曲げた削(そ)ぎ竹の両端を土に差し込んだ垣。狼を弾き脅すという。犬はじき。目はじき。
おおかみぶぎょう【狼奉行】
高橋義夫の時代小説。平成3年(1991)発表。同年、第106回直木賞受賞。
おお‐かめ【狼】
「おおかみ」の音変化。「—モ羊モ水ヲ飲ムニ」〈天草本伊曽保・狼と羊〉
のろし【狼煙/烽火】
1 合図や警報のために、薪(たきぎ)・火薬などを用いて高くあげる煙。とぶひ。ろうえん。 2 一つの大きな動きのきっかけとなるような、目立った行動。「改革の—が上がる」
狼煙(のろし)を上(あ)・げる
1 合図のため、のろしの煙をあげる。「—・げて味方に知らせる」 2 大きな動きのきっかけとなる行動を起こす。「叛逆の—・げる」
ろう【狼】
[人名用漢字] [音]ロウ(ラウ)(呉)(漢) [訓]おおかみ 1 動物の名。オオカミ。「狼藉(ろうぜき)・狼狽(ろうばい)/餓狼・豺狼(さいろう)」 2 星の名。シリウス。「天狼星」 [難読]...
ろう‐いん【狼咽】
口蓋裂(こうがいれつ)のこと。
ろう‐えん【狼煙/狼烟】
《昔、中国で狼(おおかみ)の糞(ふん)を入れて焼いたところから》のろし。狼火(ろうか)。
ろう‐か【狼火】
「狼煙(ろうえん)」に同じ。
ろうげ‐ぼう【狼牙棒】
⇒袖搦(そでがら)み