じゅうぎょう‐まん【獣形幔】
平安時代、即位・朝賀など大儀のとき、大極殿(のち紫宸殿(ししんでん))の前面軒下に張り渡した幕。白綾の幕の中央に金色の太陽を、左右に瑞雲・竜虎・麒麟(きりん)・獅子(しし)・天馬などを5色の糸で...
じゅう‐こう【獣行】
けだもののような行為。人間にあるまじき行い。また、性欲を満足させるだけの、愛情を伴わない性行為。
じゅう‐こつ【獣骨】
けものの骨。また、動物の骨。
じゅう‐し【獣脂】
獣類からとった脂肪。
じゅう‐しん【獣心】
けもののように、道理をわきまえない残忍な心。「人面—」
じゅう‐しん【獣身】
1 けもののような姿。また、けもののようなたくましいからだ。「先ず—を成して後に人心を養う」〈福沢・福翁自伝〉 2 首から下がけものの形をしていること。「人面—像」
じゅう‐せい【獣性】
1 獣類のもつ性質。 2 人間のもつ、肉体的欲望などの動物的な性質。また、人間の凶暴・残忍な一面。「—をむき出しにする」
じゅう‐たい【獣帯】
⇒黄道帯(こうどうたい)
じゅうたい‐きょう【獣帯鏡】
銅鏡の背面に、神仙や霊獣の像が帯状に配置されているもの。
じゅう‐たん【獣炭】
1 昔、粉炭を練って獣の形に作ったもの。中に香を入れてたくのに使った。 2 活性炭の一。動物の血・骨などを乾留して得られる炭素質の物質。脱色剤などとして使用。