げんぶ‐がん【玄武岩】
火山岩の一。暗灰色または黒色の緻密(ちみつ)な岩石で、斑晶は斜長石・橄欖(かんらん)石・輝石など。柱状節理をもつものが多い。最も多量に存在する火山岩。名は兵庫県の玄武洞に由来。バサルト。
げんぶがんしつ‐はり【玄武岩質玻璃】
⇒タキライト
げんぶがんしつ‐マグマ【玄武岩質マグマ】
玄武岩の組成をもつマグマ。すべての火成岩の本源マグマと考えられ、地下100〜200キロ付近で、岩石の部分溶融によって生じる。
げんぶ‐き【玄武旗】
四神旗(しじんき)の一。玄武を描いた旗。げんむき。
げんぶ‐どう【玄武洞】
兵庫県豊岡市にある洞窟。六角や八角をした玄武岩の柱状節理がみられる。天然記念物。
げんぼくとちょうえい【玄朴と長英】
真山青果の戯曲。1幕。大正13年(1924)、雑誌「中央公論」9月号に掲載。同年、劇団同志座が有楽町の邦楽座にて初演。明治44年(1911)の原稿二重売り事件で文壇から離れていた著者の復帰作。
げん‐ぽ【玄圃】
中国の伝説で、崑崙(こんろん)山の上にあるという仙人の住む所。
げん‐まい【玄米】
もみ殻を取り除いただけの、精白していない米。貯蔵性がよく、ビタミンB1に富む。くろごめ。
げんまい‐しょく【玄米食】
主食に玄米をくうこと。「健康のため—にする」
げんまい‐ちゃ【玄米茶】
蒸した玄米を煎(い)って緑茶に混ぜた、こうばしい香りのする茶。