ああ言(い)えばこう言(い)う
人が意見や忠告などを言っても、いろいろ理由や理屈を言って従わない。
青白(あおじろ)きインテリ
理屈ばかり多くて、実行力に乏しい知識人をあざけっていう言葉。昭和10年(1935)ごろ流行。
あく‐た・れる【悪たれる】
[動ラ下一]理屈に合わないことや反抗的なこと、いやがらせなどを言う。すねた態度をとる。「酔って同僚に—・れる」
いい‐か・つ【言(い)勝つ】
[動タ五(四)]口論して相手を負かす。「あれこれと理屈を並べて—・つ」
石(いし)に漱(くちすす)ぎ流(なが)れに枕(まくら)す
負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁(へ)理屈をつけて言い逃れることのたとえ。晋(しん)の孫楚(そんそ)が「石に枕し流れに漱ぐ」というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と誤り、「石に漱ぐ」とは...
いち‐り【一理】
一つの道理。一応の理屈。「先方の言い分にも—ある」
柄(え)の無(な)い所(ところ)に柄(え)を挿(す)げる
無理に理屈をつけたり、口実を設けたりする。
かいりょく‐らんしん【怪力乱神】
《「論語」述而の「怪力乱神を語らず」から。怪異・勇力・悖乱(はいらん)・鬼神の四つをさす》理屈では説明しきれないような、不思議な現象や存在。 [補説]「怪力」は「怪異(かいい)と勇力(ゆうりょく...
角(かど)が立(た)・つ
理屈っぽい言動によって他人との間が穏やかでなくなる。「—・つ言い方をする」 [補説]この意味で「つのがたつ」と読むのは誤り。
かな・う【適う/叶う/敵う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (適う)条件・基準などによく当てはまる。ぴったり合う。適合する。「理屈に—・っている」「お眼鏡に—・う」「大関に—・う地位」 2 (叶う)思いどおりに実現する。願ってい...