きそ‐けんきゅう【基礎研究】
特別な応用・用途を直接に考慮することなく自然世界を追究し、仮説・理論の形成や新しい自然認識を得るために行われる理論的・実験的研究。→応用研究
きそせいぶつがく‐けんきゅうじょ【基礎生物学研究所】
自然科学研究機構を構成する大学共同利用機関の一つ。分子・細胞レベルでの生物現象の解明を目指し、細胞生物学・発生生物学・神経生物学・進化多様性生物学・環境生物学・理論生物学・イメージングサイエンス...
きそ‐づ・ける【基礎付ける】
[動カ下一][文]きそづ・く[カ下二]物事に基礎を与える。根拠を与える。「多年の研究に—・けられた理論」
きたいぶんし‐うんどうろん【気体分子運動論】
気体は互いに独立して自由に運動する分子からなるとし、その分子の運動から気体の性質を説明する理論。マクスウェル・ボルツマンらが確立。
きっ‐て【切って】
[接尾]場所・グループを表す名詞に付いて、その範囲の中で最もすぐれていることを表す。…の中でいちばん。「野球界—の理論家」「その界隈(かいわい)—のあばれんぼう」
きどう‐ろん【軌道論】
天体の軌道を調べて、その運動状態を定める理論。
きはんてき‐せきにんろん【規範的責任論】
違法行為をした者の刑事責任の本質を、非難可能性という規範的なものに求める法理論。故意・過失などの心理的要素を重視する立場に対するもの。
きゃっかん‐しゅぎ【客観主義】
1 哲学で、主観から独立して、客観的に妥当する真理・価値・規範の存在を主張する立場。⇔主観主義。 2 個人的・独断的見解をしりぞけ、客観的基準に従って行動する態度。⇔主観主義。 3 刑法理論で、...
キュリー‐の‐ほうそく【キュリーの法則】
常磁性体の磁化率は温度に反比例するという法則。強磁性体や反磁性体のキュリー温度以上の磁化率については、キュリー・ワイスの法則が成り立つ。1895年にP=キュリーが発見し、のちにP=ランジュバンが...
キュリーワイス‐の‐ほうそく【キュリーワイスの法則】
強磁性体や反磁性体のキュリー温度以上の温度Tcにおける磁化率についての法則。磁化率χと絶対温度Tは、χ=C/(T−θ)という関係式で表される。Cはキュリー定数とよばれる物質に固有の定数、θは常磁...