ボーア‐じし【ボーア磁子】
電子の磁気モーメントの基本単位。電気素量e、プランク定数h、電子の静止質量meとすると、ボーア磁子μBは、eh/4πme=9.274×10−24J/T(ジュール/テスラ)となる。1913年にN=ボー...
ポーター‐かせつ【ポーター仮説】
環境規制と企業の国際競争力の関係に関する理論。米国の経営学者マイケル=ポーターが1991年に発表。適切な環境規制が企業の効率化や技術革新を促し、規制を実施していない地域の企業よりも競争力の面で上...
マイケルソン‐かんしょうけい【マイケルソン干渉計】
1881年に米国の物理学者マイケルソンが考案した干渉計。光源からの入射光に対し斜め45度に設置したハーフミラーで透過光と反射光に分け、それぞれの光を反射させて戻ってきた二光線を光源と直角の位置に...
マイケルソンモーリー‐の‐じっけん【マイケルソンモーリーの実験】
1887年にマイケルソンとモーリー(E.W.Morley)が行ったエーテル2の存在についての実験。干渉計を用い、静止するエーテルと相対運動する地球とによる干渉縞の変化を見ようというもの。否定的結...
マキシミン‐せんりゃく【マキシミン戦略】
《maximin principle》ゲーム理論の用語。最悪の場合に手に入る利益が最大になるものを選択すること。
マクスウェル‐の‐あくま【マクスウェルの悪魔】
マクスウェルが1871年に著した「熱の理論」の中に登場させた架空の魔物。気体を入れた容器内の隔壁にある小さな戸の張り番をし、そこで速度の大きい分子と小さい分子とを選り分けて通過させると、隔壁の両...
マクスウェル‐の‐でんじりろん【マクスウェルの電磁理論】
ファラデーの電磁場の理論をマクスウェルが四つの微分方程式にまとめた古典電磁気学の理論。この理論から電磁波の存在が予言され、光が電磁波であることが導かれた。
マクロ‐ぶんせき【マクロ分析】
《macro-analysis》国民所得・物価水準などの経済全体にかかわる数量の分析・統合により経済社会全体の動きに法則性を見いだそうとする理論。巨視的分析。⇔ミクロ分析。
まちあわせ‐りろん【待(ち)合(わ)せ理論】
⇒待ち行列理論
まちぎょうれつ‐りろん【待(ち)行列理論】
応用数学、特にオペレーションズリサーチの分野において、限られた窓口や受付場所に、顧客が並んで行列をつくるような場合に、その待ち時間や混雑のようすを数学的に解析する理論。電気通信分野のトラフィック...