さばき‐て【裁き手/捌き手】
1 物事の処理や理非の判断をする人。また、その才能のある人。 2 売り手。 3 心のさばけた人。「心のきれた—の」〈浄・賀古教信〉
さばき‐やく【裁き役/捌き役】
1 物事の処理や理非の判断をする人。 2 歌舞伎で、事件を取りさばき、解決をつける役柄。「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の細川勝元など。捌き方。
さば・く【裁く/捌く】
[動カ五(四)] 1 (裁く)理非を明らかにする。裁判する。「罪を—・く」「人を—・く」 2 手を使ってものを思いのままに扱う。「ヒット性の打球を難なく—・く」「手綱を—・く」 3 ごたごたし...
そうかい‐けつぎ【総会決議】
国連総会において行われる決議。加盟国に対する法的拘束力はなく、国際社会の意志を表明する意味あいが強い。加盟国が各1票の投票権を持ち、国際平和維持に関する勧告・安保理非常任理事国の選出・新加盟国承...
ただ・す【糺す】
[動サ五(四)]《「正す」と同語源》物事の理非を明らかにする。罪過の有無を追及する。「事件の真相を—・す」「事の是非を—・す」 [可能]ただせる
ちょっくら
[副]わずかな時間やちょっとした動きを表すくだけた言い方。ちょっと。ちょっくり。「—待ってくれ」「—出かけてくる」
[名]ちょっとの間に人目を盗んでする悪事。「理非を弁(わきま)へず、—をは...
ばん‐ゆう【蛮勇】
事の理非や是非を考えずに発揮する勇気。向こう見ずの勇気。「—を振るう」
ひ【非】
[音]ヒ(呉)(漢) [訓]あらず そしる [学習漢字]5年 1 …でない。それと違う。…がない。「非常・非情・非凡・非力(ひりき)・非礼・非合理・非常識」 2 悪い。間違っている。悪いこと。「...
べん・じる【弁じる/辨じる】
[動ザ上一]「べん(弁・辨)ずる」(サ変)の上一段化。「理非を—・じる」
べん‐べつ【弁別/辨別】
[名](スル)物事の違いをはっきりと見分けること。識別。「理非を—する」