あか‐さんご【赤珊瑚】
サンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。群体をなし、赤褐色の扁平な樹枝状で、四国・九州・小笠原などの深海底の岩礁に着生。赤くて硬い骨軸は装飾品の材料にする。
いし‐さんご【石珊瑚】
花虫綱イシサンゴ目の腔腸(こうちょう)動物の総称。熱帯・亜熱帯の浅海に多く、群体または単体で、石灰質の硬い骨格をつくり、群生して珊瑚礁(さんごしょう)を形成するものもある。クサビライシ・キクメイ...
えだ‐さんご【枝珊瑚】
枝の形をしたサンゴ。
き‐さんご【木珊瑚】
1 まだ加工されない、枝の形をしたままのサンゴ。 2 レンプクソウ科の常緑小高木サンゴジュの別名。
き‐さんご【黄珊瑚】
花虫綱キサンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。イシサンゴの一種。水深50〜100メートルの海底で、高さ約30センチの樹枝状の群体になる。個体は円筒形で、枝から突き出し、共肉は赤く、触手は黄色、骨格は...
くさり‐さんご【鎖珊瑚】
床板(しょうばん)サンゴ類の一。オルドビス紀からシルル紀の示準化石。筒状の個体が横につながり、横断面は鎖状に見える。ハリシテス。
くだ‐さんご【管珊瑚】
花虫綱クダサンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。赤色の骨質の細い管が横板で連結された群体をなし、各管の中のポリプが上端から触手を出す。奄美(あまみ)大島から南洋に分布。
くろ‐さんご【黒珊瑚】
ウミカラマツの別名。
ご【瑚】
[人名用漢字] [音]ゴ(呉) コ(漢) 赤色の玉。さんご。「珊瑚(さんご)」
さん‐ご【珊瑚】
1 サンゴ科サンゴ属の腔腸動物の総称。また、その骨軸。個虫が集まって樹状の群体をつくる。個虫が死んで石灰質の硬い骨軸が残ったものを装飾用に利用。日本にはアカサンゴ・モモイロサンゴ・シロサンゴがあ...