ひょうたんなまず【瓢箪鯰】
歌舞伎舞踊。長唄と常磐津(ときわず)の掛け合い。七変化「拙筆力七以呂波(にじりがきななついろは)」の一。2世瀬川如皐作詞、10世杵屋六左衛門ら作曲。文政11年(1828)江戸中村座初演。瓢箪で鯰...
瓢箪(ひょうたん)の川流(かわなが)れ
1 うきうきして落ち着きのないようすのたとえ。 2 あてもなくぶらぶらしているようすのたとえ。
ひょうたん‐ぼく【瓢箪木】
スイカズラ科の落葉低木。山地に生え、高さ約1.5メートル。葉は楕円形で対生。初夏、葉の付け根に二つずつ花をつける。花は先が5裂し、白色からのちに黄色に変わる。実は丸く、二つずつ並んで赤く熟し、有...
ひょうねんず【瓢鮎図】
水墨画。如拙筆。応永22年(1415)以前の作。将軍足利義持の命により、瓢箪(ひょうたん)で鮎(なまず)を押さえるという禅の公案を描いたもの。図上に大岳周崇ほか30人の禅僧の賛がある。京都妙心寺...
ふくべ【瓢/瓠/匏】
1 瓢箪(ひょうたん)のこと。特に、その果実から作った容器。酒などを入れる。《季 秋》 2 ユウガオの変種。果実は苦味が強く、果皮が堅い。容器にし、また観賞用。まるゆうがお。