とくい‐ゆくえふめいしゃ【特異行方不明者】
行方不明者のうち、殺人・誘拐等の犯罪により生命または身体に危険が生じているおそれがある人、少年の福祉を害する犯罪の被害にあうおそれがある人、水難・交通事故など生命にかかわる事故に遭遇しているおそ...
とくべつ‐そんしつ【特別損失】
企業が通常の活動以外で、特別な要因で一時的に発生した損失。不動産売却によって生じる損失、有価証券の評価損失、地震、火災などの災害による損失、労働争議や訴訟によって発生する損失など。特損。→特別利...
とくめい‐くみあい【匿名組合】
商法上の契約によって組織される営業のための組合。当事者の一方(匿名組合員)が相手方(営業者)の営業のために出資し、相手方がその営業から生じる利益を分配することを約するもの。営業者だけが外部に現れ...
と‐すると
[接]前の条件から必然的にあとの事柄が生じることを示す。そうだとすると。とすれば。「月曜日は祝日だ。—三連休になる」
とて
[格助]名詞、引用の句・文に付く。 1 引用を表す。…といって。…と思って。「山に登る—出かけた」「この名しかるべからず—、かの木を伐(き)られにけり」〈徒然・四五〉 2 事物の名称、役職名な...
トポロジカル‐そうてんい【トポロジカル相転移】
物質の厚みが原子サイズ程度の実質的に二次元と見なせる系や原子が糸のように連なった一次元の系など、ある特別な条件において生じる相転移。このような物質の状態はトポロジカル相とよばれ、電子は質量が零の...
トムソン‐こうか【トムソン効果】
導体の両端を異なる温度に保って電流を流すと、ジュール熱のほかに、熱の吸収または発生を生じる現象。電流の向きを逆にすると、吸収と発生の関係も逆になる。1851年、W=トムソン(ケルビン)が発見。
トライボロジー【tribology】
二つの物体が互いに滑り合うような運動をしたときの、接触面に生じる摩擦・摩耗・潤滑の現象やその過程を対象とする応用力学の一分野。摩擦学。
トランス‐しぼうさん【トランス脂肪酸】
食用油を高熱で処理する、また水素を加えて固まりやすくする時に生じる不飽和脂肪酸。マーガリン、ショートニングなどの加工油に多く含まれる。自然には牛などの肉・脂肪に少量含まれる。過度の摂取は健康に有...
トリメチルアミン【trimethylamine】
第三級アミンの一。刺激のある悪臭をもつ無色の気体。生物、特に魚が腐敗するときに生じる。工業的には、メチルアルコールとアンモニアを触媒で反応させてつくる。化学式(CH3)3N