ボタンを掛(か)け違(ちが)・える
対処の方法を誤り、そのことが原因であとから不都合や食い違いが生じる。
ボトルネック‐インフレ
《bottleneck inflationから》生産要素(労働力・土地・資本)の一部が不足すること、すなわち隘路(あいろ)(ボトルネック)が生じることで、生産が需要に追いつかず、物価が上昇すること。
ぼ‐はん【母斑】
皮膚の一部に生じる色や形の異常。胎生期の皮膚形成過程で生じ、生涯のさまざまな時期に現れる。あざ・ほくろの多くが含まれる。
ボルタ‐の‐ほうそく【ボルタの法則】
2種類の金属を接触させた場合と、別の金属を挟んで直列につなげた場合では、その両端に生じる電位差は等しいという法則。イタリアのアレサンドロ=ボルタが発見。
ボースアインシュタイン‐ぎょうしゅく【ボースアインシュタイン凝縮】
ボースアインシュタイン統計に従う粒子系が、ある温度を下回り、すべての粒子が一つの最低エネルギーになった状態。巨視的な系にもかかわらず、量子力学的な効果や振る舞いが見られ、絶対零度付近の液体ヘリウ...
ポストポリオ‐しょうこうぐん【ポストポリオ症候群】
《post-polio syndrome》ポリオ(急性灰白髄炎)にかかって回復してから10年以上たった後に生じる機能障害(筋力の低下、関節の痛みや変形などの症状)をいう。障害年金の支給対象となる...
ポップ‐ノイズ【pop noise】
マイクロホンに息が強く当たるときに生じる雑音。特に破裂音の発声によって生じる。音響機器で、電源を入れたり、スイッチを切り替えたりするときに生じる電気的な雑音をさす場合もある。→ポップガード
ポリポーシス【polyposis】
一定部位の粘膜面に無数のポリープが一面に広がって発生する疾患。消化管、特に大腸粘膜に発生することが多く、血便や腹痛をきたし、癌(がん)化することも少なくない。家族性大腸ポリポーシスは、思春期前後...
まく‐おうりょく【膜応力】
薄膜と基板の膨張率などの違いによって生じる応力。膜ストレス。
まく‐へいこう【膜平衡】
半透膜などを隔てて、コロイド電解質あるいは高分子電解質の溶液が低分子電解質と接するときに成り立つ平衡。イオン交換膜や生体膜でみられ、膜の両側で電位差を生じる。英国の物理化学者ドナン(F.G.Do...