かぜい‐さいていげん【課税最低限】
所得税や住民税の納税義務が生じる所得額の下限。所得がこれを下回る者は、これらの税を納めない。
刀(かたな)の錆(さび)
1 刀に生じる錆。また、血が錆の原因になるところから、刀で切り殺すことや切り殺されることにいう。 2 「刀汚(かたなよご)し2」に同じ。
かっせい‐おでい【活性汚泥】
下水や廃水に含まれる有機物を酸化分解する微生物を繁殖させて生じる泥状の沈殿物。汚水処理に利用。→活性汚泥法
かつりん‐はんのう【褐輪反応】
硝酸イオンおよび亜硝酸イオンを検出するための反応試験。試験管に濃硫酸をとり、それと等量の硫酸鉄(Ⅱ)を静かに注ぎ、次に試料溶液を少しずつ流し込む。硝酸イオンが存在すると、2つの液の境界面に褐色の...
かな‐さび【金錆】
金属に生じるさび。
かなわ‐つぎ【金輪継ぎ】
木材の継ぎ手の一。柱の根継ぎ、桁(けた)などの曲げの生じる部分に用いる。
かび【黴】
《「牙(かび)」と同語源》有機物の上に生じる菌類またはその菌糸の集まり。糸状菌など、キノコを生じないものをさしていい、適当な温度と水分があれば無制限に成長を続け、至るところに発生する。《季 夏》...
かふん‐こうかん【花粉光環】
大気中に飛散した大量のスギ花粉によって生じる光環。光の回折現象の一種で、虹のような輪が二重三重に広がって見える。
かぶり【被り/冠】
1 かぶること。かぶるもの。「砂—」「薦(こも)—」 2 フィルム・印画紙を現像したときに、露光しなかった部分に生じる黒い曇り。 3 芝居・寄席などの終演。打ち出し。 4 芝居・寄席などの大入り...
カプサイシン【capsaicin】
トウガラシの果実に含まれる辛味成分。皮膚刺激作用があり、皮膚に塗るとその部分の血管が拡張し発赤・充血を生じる。