たいき‐こうしょう【大気光象】
大気現象の一つ。太陽や月の光の反射・屈折・回折・干渉などによって生じる、大気中の光学現象。虹・彩雲など。大気光学現象。気象光学現象。
たいき‐さ【大気差】
地表で見る天体の見かけの方向と、その真の方向との差。光が大気中で屈折するために生じる。天体大気差。気差。
たいき‐ちょうせき【大気潮汐】
大気圏に生じる潮汐現象。主に太陽光による大気の加熱に起因し、周期12時間の変動が見られる。低緯度の方が変位は大きい。月と太陽の引力によって生じる天文潮と区別して、熱潮汐ともいう。
たいき‐ニュートリノ【大気ニュートリノ】
地球大気の上層部に宇宙線が衝突することで生じるニュートリノ。宇宙線(主に高エネルギーの陽子線)が大気分子の原子核と衝突してできるπ中間子やμ粒子が崩壊し、電子ニュートリノとμニュートリノが生成さ...
たいこう‐はんしゃ【対光反射】
瞳孔反射のうち、光の明暗などの刺激によって生じる反射。明るいときは縮小し、暗いときには散大する。
たいしゃ‐さんぶつ【代謝産物】
生体内の代謝によって生じる物質。代謝中間体および最終的な生成物をさす。代謝生成物。 [補説]代謝物質ともいうが、その場合、代謝による化学変化を受ける前の物質も含まれる。
たいしゃ‐ちゅうかんたい【代謝中間体】
生体内の代謝において、ある物質が最終的な代謝産物に至る過程で生じる物質。代謝中間物質。中間代謝物質。
たいじ‐すいしゅ【胎児水腫】
胎児の胸腔や腹腔に液体がたまり、さらに全身に浮腫が生じる病気。母体と胎児の血液型の不適合によって起こるもの(免疫性胎児水腫)と、上室性頻拍症・双胎間輸血症候群・再生不良性貧血・先天性心疾患・先天...
たいじせい‐アルコールしょうこうぐん【胎児性アルコール症候群】
妊娠中の女性が習慣的に飲酒すると、アルコールの影響で胎児に形態異常・行動障害・神経障害などの先天異常が生じること。異常・障害の程度は妊婦の体質や環境、飲酒の量などにより異なる。FAS(fetal...
たいじょう‐ほうしん【帯状疱疹】
粟粒から小豆大の水疱性の発疹が一定の末梢神経の走行に沿って帯状に生じる皮膚病。水痘帯状疱疹ウイルスによって起こる。