せんてん‐せつ【先天説】
《(ドイツ)Apriorismus》 1 人の性質・知識・技能などが先天的なものであると考える説。天賦説。⇔後天説。 2 哲学で、認識論上、 ㋐生まれながらに備わる要素(生得観念など)を認める立...
せんてん‐びょう【先天病】
生まれながらもっている病気。遺伝的疾患をいう。
そなわ・る【備わる/具わる】
[動ラ五(四)] 1 必要なものが不足なくそろい、整っている。また、設備・装置などが用意してある。「公共施設の—・った都市」「全室にスプリンクラーが—・っている」 2 生まれながらに自分のもの...
タブラ‐ラサ【(ラテン)tabula rasa】
《何も書かれていない書板の意》ロックの認識論での用語。生まれながらの人間の心には白紙のように生得観念はないという主張のたとえ。
てんぷじんけん‐ろん【天賦人権論】
人間は生まれながらにして自由・平等であり、幸福を追求する権利があるという思想。ルソーやミルをはじめとするフランスやイギリスの啓蒙思想家あるいは自然法学者らによって主張された。明治維新後、日本に紹...
ぶっ‐しょう【仏性】
1 すべての生き物が生まれながらにもっている、仏となることのできる性質。仏心。覚性(かくしょう)。 2 仏の本当の姿や心。仏の本性。
ほん‐しょう【本性】
1 《古くは「ほんじょう」とも》本来もっている性質。生まれながらの性質。ほんせい。「—をあらわす」 2 本心。また、正気。「酔って—を失う」
ほん‐ゆう【本有】
[名](スル)生まれながらに備えていること。固有。生得。
ほんゆう‐てき【本有的】
[形動]生まれながらに備わっているさま。生得的。「—な性質」
ボーン【born】
《bear(生む)の過去分詞形から》多く複合語の形で用い、生まれながらの、生まれつき、の意を表す。「—リーダー(=天性の指導者)」「—デジタル」