みすず‐かる【水篶刈る】
[枕]篠竹が信濃(しなの)に多く産するところから、「信濃」にかかる。「—信濃ゆ甲斐ゆ遠長く」〈賀茂翁家集〉 [補説]賀茂真淵が「水薦苅(みこもかる)」を「水篶苅」の誤りとしたことによる語。→みこもかる
ミチアロ‐とう【ミチアロ島】
《Mitiaro》南太平洋、クック諸島の島。首都があるラロトンガ島の北東約260キロメートルに位置する。周囲を隆起サンゴ礁に囲まれた平坦な島で、二つの大きな湖がある。ウナギ、エビなどを産する。鍾...
みなくち‐ざいく【水口細工】
滋賀県甲賀(こうか)市の水口で産する、籐(とう)や葛(くず)のつるで作った笠・つづらなどの細工物。
ミナス【Minas】
ウルグアイ南部の都市。ラバイェハ州の州都。首都モンテビデオの北東約100キロメートルに位置する。周囲に鉱山が多く、18世紀後半にその中心地として建設された。鉄鉱石や鉛のほか、花崗岩(かこうがん)...
ミネソタ【Minnesota】
米国中北部の州。州都セントポール。北はカナダ国境、東はスペリオル湖に接する。酪農が盛んで、鉄鉱石を産する。→アメリカ合衆国[補説]
みの‐ぎぬ【美濃絹】
岐阜県で産する絹織物。
みの‐やき【美濃焼】
美濃国の南東部、現在の岐阜県多治見市を中心に産する陶磁器。桃山時代に志野焼・織部焼・黄瀬戸などが焼造された。多治見焼。
みはる‐ごま【三春駒】
1 三春地方に産した馬。洋種の馬が輸入されるまで、南部駒とともに全国に知られた。 2 郷土玩具の一。三春地方に産する、彩色した木製の馬。
身(み)二(ふた)つにな・る
妊婦が出産する。子供を産む。「初産の恐怖は絶えず胸を痛めて、何がなし一刻も早く—・れかしと」〈花袋・ネギ一束〉
み‐み【身身】
1 (「身身となる」の形で)身二つになること。出産すること。「舟のうちの住まひなれば静かに—と成らん時もいかがはせん」〈平家・九〉 2 各自のからだ。その身その身。「おのが—につけたるたよりども...