ベネズエラ【Venezuela】
《小ベネチアの意》南アメリカ北部、カリブ海に面する国。正称、ベネズエラ‐ボリバル共和国。首都カラカス。1498年のコロンブスの到達以来スペイン領。1819年大コロンビア共和国の一員となったが、1...
ベリリウム【beryllium】
金属元素の一。単体は銀白色の軽金属。硬くてもろいが、高温で展性・延性がある。天然には緑柱石(ベリル)として産出。有毒で、粉塵(ふんじん)の吸入により肺の障害が起こる。軽合金材料、原子炉の減速材な...
ベルトラン‐せき【ベルトラン石】
ベリリウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。斜方晶系に属し、薄板状・錘状の結晶を成す。無色・淡黄色でガラス光沢をもつ。ペグマタイト中に産出し、緑柱石に次ぐベリリウム資源として知られる。ベルトランダイト。
ベロ‐どくそ【ベロ毒素】
《verotoxin》食中毒を起こす腸管出血性大腸菌(O157など)が産出する毒素。腎臓を障害し、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症させる。名称は、病原因子の探索で用いられたベロ細胞に由来する。
ベンガラ【(オランダ)Bengala】
1 《インドのベンガル地方で産出したところから》赤色顔料の一。主成分は酸化鉄(Ⅲ)で、着色力が強い。塗料・油絵の具や、ガラス・金属の研磨剤などに用いる。また、その色。べにがら。 2 「ベンガラ縞...
ベース‐メタル【base metal】
埋蔵量・産出量が多く、精錬が簡単な金属。鉄・銅・亜鉛・錫(すず)・アルミニウムなど。コモンメタル。メジャーメタル。常用金属。汎用金属。→レアメタル
ほう‐こ【宝庫】
1 宝物を納めておく蔵。 2 資源などを多量に産出するところ。また、貴重なものを多く含んでいるもの。「民話は方言の—だ」
ほうしょ‐つむぎ【奉書紬】
《奉書紙のように純白であるところから》羽二重(はぶたえ)に似た良質の紬。福井・石川県から産出。紋付などに用いた。
ほう‐せき【宝石】
産出量が少なく、硬度が高くて、美しい光彩をもち、装飾用としての価値が高い非金属鉱物。ダイヤモンド・エメラルド・サファイア・ルビーなど。
ほうだつ‐ざん【宝達山】
石川県、能登半島の基部にほぼ南北に続く宝達丘陵の主峰。標高637メートル。江戸時代には金を産出。