あかがね‐かいどう【銅街道】
江戸時代、足尾銅山から産出した銅を運び出した街道。足尾から沢入(そうり)・花輪・大間々(おおまま)・大原を経て平塚(群馬県伊勢崎市)に至る。
あか‐がり【赤狩(り)】
国家権力が共産主義者や社会主義者を弾圧したり検挙したりすること。
あかげ‐わしゅ【褐毛和種】
和牛の一種。毛色が赤褐色で、角をもつ。熊本県・高知県が主産地。かつげわしゅ。あか牛。
あか‐こっこ【赤こっこ】
ヒタキ科ツグミ属の鳥。全長23センチくらい。頭部は黒く、胸とわきは栗色。伊豆七島の特産種。天然記念物。
あかざ【藜】
ヒユ科の一年草。空き地や路傍に生え、高さ約1.5メートル。茎は堅い。葉はひし形に近い卵形で、縁は波形。若葉は紅色をし、食べられる。晩夏、黄緑色の小花が穂状に密生する。中国の原産。近縁種にシロザが...
あか‐ざけ【赤酒】
灰持酒(あくもちざけ)の一。腐敗を防ぐため、発酵後、しぼる前に灰汁(あく)を加えてつくる赤い酒。甘みが強く、祝い事の酒や屠蘇(とそ)として飲むほか、調味料にする。熊本県の特産。灰酒(あくざけ)。
あかし‐だま【明石玉】
明石から産する、人造のサンゴ。珊瑚珠(さんごじゅ)に似せて作った練り物。ふつう紅色であるが、白・紫・藍(あい)などのものもある。装飾品に用いる。模造珊瑚。
あかし‐ちぢみ【明石縮】
縮の絹織物。縦に生糸、横に右縒(よ)りの強い練り糸を用いた、女性の夏の高級着尺(きじゃく)地。寛文年間(1661〜1673)堀次郎将俊(まさとし)(明石次郎)が明石で始めたという。現在は、京都西...
あかし‐の‐うえ【明石の上】
源氏物語の登場人物。須磨に退居していた光源氏に愛されて、明石の姫君(明石の中宮)を産み、のち娘とともに上京、大堰(おおい)の邸に住む。明石の君。
あかし‐の‐ちゅうぐう【明石の中宮】
源氏物語の登場人物。光源氏と明石の上との娘。今上帝の中宮となり、匂宮(におうみや)らを産む。明石の姫君。明石の女御(にょうご)。