ざい‐ごう【在郷】
[名](スル) 1 都会から離れた地方。田舎。在所。ざい。「—の農家」 2 郷里にいること。ざいきょう。
ざいごう‐うた【在郷歌/在郷唄】
1 在郷でうたわれる歌。いなかうた。俚謡(りよう)。 2 歌舞伎下座音楽の一。田舎の場面の幕開きや人物の出入りなどにうたわれるもの。ざいごうた。
ざいごう‐もの【在郷者】
田舎育ちの者。田舎から出てきた者。在郷人(ざいごうびと)。
ざい‐しょ【在所】
1 人が住んでいる所。また、物が存在する所。ありか。 2 郷里。くにもと。「生まれ—」 3 都会から離れた地方。田舎。ざい。「—住まい」
ざいしょ‐そだち【在所育ち】
田舎育ち。
ざいしょ‐もの【在所者】
田舎育ちの者。田舎者。
ざい‐ち【在地】
1 住んでいる土地。「—の地主」 2 田舎の土地。在所。在郷。
ざれ‐ごころ【戯れ心】
たわむれの心。しゃれっけ。風流心。「田舎びたる—もてつけて」〈源・東屋〉
しお‐た・れる【潮垂れる/塩垂れる】
[動ラ下一][文]しほた・る[ラ下二] 1 みすぼらしいようすになる。元気がないように見える。「しょぼしょぼと—・れた姿で帰って来る」〈花袋・田舎教師〉 2 衣服などが潮水にぬれて、しずくが垂れ...
シスター‐キャリー【Sister Carrie】
ドライサーの長編小説。1900年刊。田舎娘のキャリーが男たちを踏み台にしながら女優としてのしあがっていく姿を描く。