ほんちょうどおり【本町通り】
《原題Main Street》ルイスの長編小説。1920年刊。米国中部の田舎町の退嬰(たいえい)的な生活を描く。
ぼ‐あい【暮靄】
夕暮れにたちこめるもや。夕靄(せきあい)。晩靄(ばんあい)。「—の中に富士の薄く出て居るところと」〈花袋・田舎教師〉
ボバリーふじん【ボバリー夫人】
《原題、(フランス)Madame Bovary》フロベールの長編小説。1857年刊。田舎医者の妻エンマ=ボバリーが、凡庸な夫との単調な日常生活にあきたらず、夢想のはけ口を情事に求めた末ついに自殺...
ぽっと‐で【ぽっと出】
田舎から初めて都会へ出て来たこと。また、その人。「—の若者」
ま‐みえ【目見え/見え】
まみえること。謁見(えっけん)。「昨日—に来たる女は全くの田舎ものとも見えず」〈鉄腸・花間鶯〉
みさき【岬】
中上健次の中編小説。紀州の田舎町に暮らす青年の孤独と閉塞感を描く。昭和50年(1975)発表。同年、第74回芥川賞受賞。
みやこ‐ぶし【都節】
日本音楽の音階の名称。半音を含む五音音階のことで、主に江戸時代の都会に発達した音楽に用いられる。明治中期に上原六四郎が命名。陰旋法。→田舎節
むぎ‐みそ【麦味噌】
麦麹(むぎこうじ)と、大豆・食塩を原料として作る味噌。田舎(いなか)味噌。
むく‐どり【椋鳥】
1 ㋐ムクドリ科の鳥。全長24センチくらい。くちばしと脚が橙黄色、背面は黒褐色で、顔に不規則な白斑があり、飛ぶと白い腰が目立つ。大群をつくり、リャーリャーと鳴く。昆虫や果実を食べる。日本では大部...
むちゃ【無茶】
[名・形動] 1 筋道が立たず、道理に合わないこと。また、そのさま。「—を言う」「—な考え」 2 程度がはなはだしいこと。度を越していること。また、そのさま。「—な飲酒」 3 知識がないこと。ま...