のぶこ【伸子】
宮本百合子の長編小説。大正13年(1924)から大正15年(1926)にかけて「改造」誌に発表。自身のアメリカへの留学体験に基づく作品で、日本のフェミニズム文学史の観点からも重要な作品とされる。
はまだ‐こうさく【浜田耕作】
[1881〜1938]考古学者。大阪の生まれ。号、青陵。京大教授・総長。英国などに留学し、日本の考古学に科学的研究方法を導入。日本および満州・朝鮮各地を踏査。著「通論考古学」など。
ひかりのなかに【光の中に】
金史良の短編小説。東京帝国大学留学中の昭和14年(1939)、同人誌「文芸首都」に発表した日本語作品。翌年、芥川賞候補となり注目を浴びた。
ひき‐う・ける【引(き)受ける】
[動カ下一][文]ひきう・く[カ下二] 1 自分が責任をもってその物事を受け持つ。「販売を一手に—・ける」「役員を—・ける」 2 あとを受け継ぐ。他に代わってする。「父から事業を—・ける」「あと...
ビンギエム‐じ【ビンギエム寺】
《Chua Vinh Nghiem》ベトナム南部の都市ホーチミンの市街中心部にある仏教寺院。日本に留学した僧侶により、1971年の建立。同国南部における最大規模の寺院として知られ、高さ70メート...
ピトロッホリー【Pitlochry】
英国スコットランド中部の町。タンメル川に沿い、ファスカリー湖に面する。19世紀半ばにビクトリア女王が訪れ、鉄道駅が建設されて以降、スコットランド有数の観光保養地として知られる。留学中の夏目漱石も...
ピーク【PEAK】
《Programs in English at Komaba》東京大学教養学部の英語コース。前期課程の国際教養コース、後期課程の国際日本研究コースおよび国際環境学コースで構成。主に外国人留学生を...
ファン‐ボイ‐チャウ【Phan Boi Chau】
[1867〜1940]ベトナム民族運動の指導者。漢字名、潘佩珠。1904年にベトナム維新会を結成し、1905年来日。独立運動の指導者となるベトナム青年を留学させるドンズー運動(東遊運動)を起こす...
ふじんぞうちゅうぼう【婦人像(厨房)】
黒田清輝による油絵。フランス留学中の明治25年(1892)の作品で、農家の厨房の椅子に腰掛けた女性の全身像を描いたもの。モデルは明治24年(1891)の作品「読書」と同じフランス人女性、マリア=...
フベントゥド‐とう【フベントゥド島】
《Isla de la Juventud》キューバ西部の南にあるカリブ海上の島。本土の沖合約50キロメートルに位置する。旧称ピノス島。現名称はスペイン語で「青年の島」を意味し、友好国からの留学生...