ばん‐いし【番医師】
江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、営中の表方にいて医療を受け持ち、また、桔梗(ききょう)の間(ま)に宿直して不時の治療をした。番医。
ばん‐うたい【番謡】
一番の謡曲全部を素謡(すうたい)でうたうこと。
ばん‐かじ【番鍛冶】
鎌倉初期、後鳥羽上皇に召されて、1か月ずつ院の御所に上番した諸国の刀工。御番(ごばん)鍛冶。
ばん‐かず【番数】
催し物や相撲などの番組・取組の数。「—が進む」「—がそろう」
ばん‐かた【番方】
⇒番衆(ばんしゅう)
ばん‐がい【番外】
1 予定された番数(ばんかず)・番組・順番などにないこと。「—の飛び入り客」「—編」 2 正規の委員や議員などではなくて、その席に列する者。オブザーバー。「—委員」 3 普通のものとかけ離れて違...
ばんがい‐ち【番外地】
土地公簿で地番(ちばん)のついていない土地。
ばん‐がく【番楽】
秋田・山形両県に分布する山伏神楽。多くは盆から秋にかけて行われ、能の古態を残しているといわれる。
ばん‐がさ【番傘】
太い竹の骨に和紙を張り、その上に油を引いた実用的な雨傘。もと、商家などで番号をつけて客に貸したところからいう。
ばん‐がしら【番頭】
1 武家時代の番衆の長。 2 江戸時代、大番組・小姓組・書院番などの長。