かく‐ずひょう【核図表】
原子番号(陽子の数)を縦軸、中性子の数を横軸とする座標平面上に原子核の核種を配した図表。ふつう安定核・不安定核が色分けされる。
かくそう‐こうたい【核相交代】
生物の生活史に、核相が単相である個体と複相である個体とが交互に現れる現象。シダやコケなどでは世代交代と一致している。核相交番。
かくめい【革命】
《原題、Revolutionary》ショパンのピアノ曲集「12の練習曲(作品10)」の第12番の通称。ハ短調。リストに献呈。革命のエチュード。
かぐら‐すず【神楽鈴】
神楽を舞うときに用いる鈴。小さい鈴を12個または15個つないで柄をつけたもの。歌舞伎舞踊の三番叟(さんばそう)などにも用いる。
かげつ【花月】
謡曲。四番目物。旅僧が清水(きよみず)寺で、花月という喝食(かっしき)になっているわが子に再会、花月は曲舞(くせまい)・羯鼓(かっこ)などの芸尽くしを見せる。
かげ‐とみ【影富】
江戸時代の富籤(とみくじ)で本富(ほんとみ)の何番が当たるかを賭け合ったばくちの一種。→本富
かげ‐の‐こえ【陰の声】
ラジオやテレビのクイズ番組などで、解答者には隠して、聴視者にだけ答えを教える声。
かさね【累】
承応・寛文(1652〜1673)ごろ、下総(しもうさ)の羽生(はにゅう)村にいたという醜女(しこめ)。夫与右衛門に殺され、その怨念は一族にたたったという。歌舞伎や浄瑠璃に脚色され、近世演劇に累...
かさもり‐じ【笠森寺】
千葉県長生郡長南町にある天台宗の別格大本山。山号は大悲山。開創は延暦3年(784)、開山は伝教大師(最澄)と伝える。大岩の上に建てられた観音堂は日本唯一の四方懸造(かけづくり)で、国の重要文化財...
かさん‐しゅうごう【可算集合】
自然数の集合と一対一の対応がつけられる集合。有限集合と可算無限集合の総称。偶数の集合、整数の集合、有理数の集合など。実数全体の集合は可算集合でない。可付番集合(かふばんしゅうごう)。