レア‐バリアント【rare variant】
同一種の生物集団の中に見られる遺伝子型の違いのうち、集団内に1パーセント未満の頻度で存在するもの。ある特定の疾患と関わりがある場合、その変異のはたらきを調べることにより、疾患の治療や予防につなが...
レット‐しょうこうぐん【レット症候群】
広汎性発達障害の一種。女児に発症する進行性の神経疾患で、生後6か月を過ぎてから発症し、目的をもった手の動き、歩行、会話などが困難となる。手をもみ合わせる、手をたたく、手を口に入れるなどの動作を繰...
レビーしょうたい‐びょう【レビー小体病】
中枢神経系や自律神経系にレビー小体が多く集まることによって起こる神経変性疾患の総称。シャイ・ドレーガー症候群、パーキンソン病、レビー小体型認知症などが含まれる。 [補説]レビー小体が自律神経系に...
レムすいみん‐こうどうしょうがい【レム睡眠行動障害】
レム睡眠中に体の動きを抑制する脳の機能が障害され、夢を見ているときに大声を出したり、手足を大きく動かしたりしてしまう病気。起きあがって歩き回り、殴る蹴るなどの動作をすることもある。パーキンソン病...
ロイスディーツ‐しょうこうぐん【ロイス・ディーツ症候群】
TGFBR(形質転換成長因子β受容体)の遺伝子の異常によって引き起こされる全身性の結合組織疾患。動脈系血管の動脈瘤・解離・蛇行のほか、顔貌・骨格・皮膚に特徴的な症状が現れる。LDS(Loeys-...
ろうねん‐いがく【老年医学】
老化現象を対象に、老年期にみられる疾患および症状や治療方法などを研究する学問。老人病学。
ろうねん‐しゃかいかがく【老年社会科学】
高齢者や慢性疾患患者の保健・医療・福祉に関する諸問題に対し、心理学・社会学・文化人類学・政策学・経済学・公衆衛生学などの理論や方法論を用いた学際的な視点から研究を行う学問。
ろうねん‐しょうこうぐん【老年症候群】
加齢に伴って増加し治療・介護が必要となる、高齢者に特有もしくは高頻度にみられる身体的・精神的な症状や疾患の総称。認知症・骨粗鬆(こつそしょう)症・尿失禁・低栄養・抑鬱・転倒・生活機能低下など。