らっ‐かん【楽観】
[名](スル) 1 物事の先行きをよいほうに考えて心配しないこと。心配するほどの事態でもないとして気楽に考えること。「病状は—を許さない」「状況を—する」「—視」⇔悲観。 2 すべての可能性を信...
ラッサ‐ねつ【ラッサ熱】
ラッサウイルスの感染によって起こる感染症。感染症予防法の1類感染症、検疫法の検疫感染症の一。1、2週間の潜伏期ののち、急に高熱が出てインフルエンザに似た症状がみられ、重症では腎不全や全身の出血傾...
ラッセル‐おん【ラッセル音】
《(ドイツ)Rasselgeräuschから》肺・気管・気管支の病気の際に、聴診器で聞こえる異常な呼吸音。ラ音。ラッセル。
ランゲルハンス‐とう【ランゲルハンス島】
膵臓(すいぞう)の組織中に島状に散在する内分泌腺組織。インスリン・グルカゴンなどを分泌する。ドイツの病理学者ランゲルハンス(P.Langerhans)が発見。膵島。
ランチメート‐しょうこうぐん【ランチメート症候群】
学校や職場などで、一人で昼食をとることを不安がる心理状態。友人がいないこと自体より、友人がいない魅力のない人と周囲に思われることを恐れる。正式な病名・症状名ではない。
ランビエ‐こうりん【ランビエ絞輪】
有髄神経で、軸索(じくさく)(神経線維)を包む髄鞘が中断してくびれている部分。一定の間隔であり、興奮はここのみを跳躍伝導する。1878年にフランスの病理学者ランビエ(L.A.Ranvier)が発見。
ランブルべんもうちゅう‐しょう【ランブル鞭毛虫症】
《lambliasis》ランブル鞭毛虫の感染で起こる寄生虫病。腹痛、食欲不振、粘液の混じった下痢などが主症状だが、無症状の場合もある。海外で感染するケースが多い。ジアルジア下痢症。ジアルジア症。
り【罹】
[音]リ(呉)(漢) [訓]かかる 病気や災難などを身に負う。「罹患・罹災・罹病」
リウマチ【rheumatism】
関節・骨・筋肉のこわばり・腫(は)れ・痛みなどの症状を呈する病気の称。古くは悪い液が身体各部を流れていって起こると考えられ、名は流れる意のギリシャ語に由来。現在は主に慢性関節リウマチをいう。リュ...
リウマチ‐ねつ【リウマチ熱】
膠原病(こうげんびょう)の一。溶連菌の感染による扁桃炎にかかったあと、2〜4週間してから高熱が出て、関節痛・心膜炎などの症状が現れる。後遺症として心臓弁膜症を起こすことが多い。