にゅうとう‐ふたいしょう【乳糖不耐症】
牛乳に含まれる乳糖を分解できないことによって生じる、下痢や嘔吐(おうと)などを伴う消化不良。加齢とともに、乳糖を分解する消化酵素、ラクターゼが十分作られなくなることが知られる。
にょうさいかんかんしつせい‐じんしょう【尿細管間質性腎症】
⇒尿細管間質性腎炎
にょうそサイクル‐いじょうしょう【尿素サイクル異常症】
先天性代謝異常症の一つ。肝臓での尿素サイクルに異常があり、たんぱく質を分解する際に発生するアンモニアを代謝できず、血液中のアンモニア濃度が上昇する病気の総称。オルニチントランスカルバミラーゼ欠損...
にょうどく‐しょう【尿毒症】
腎臓の機能障害により、尿中のたんぱく質分解産物、特に窒素成分が十分体外へ出されないために起こる疾患。頭痛・嘔吐・不眠などを伴い、進行すると昏睡状態になる。
にょうほう‐しょう【尿崩症】
異常に多量の尿を排出する病気。脳下垂体後葉からの抗利尿ホルモンの分泌不足が原因となる(中枢性尿崩症)。また、腎臓の機能障害によって抗利尿ホルモンの作用が低下するために起こるもの(腎性尿崩症)もある。
にんしん‐ちゅうどくしょう【妊娠中毒症】
妊娠が原因となって母体に異常が引き起こされる状態。つわり・妊娠悪阻(おそ)・妊娠腎・子癇(しかん)などが含まれる。→妊娠高血圧症候群
にんち‐しょう【認知症】
《dementia》成人後に、脳に損傷を受けることによって認知機能が低下する状態。脳血管障害、脳外傷、変性疾患、アルコール中毒などが原因で起こる。原因疾患からアルツハイマー型認知症、脳血管性認知...
ねっちゅう‐しょう【熱中症】
高温環境にさらされたために起こる障害。脱水・けいれん・虚脱などが現れる。熱射病もこの一種。高温障害。発症の危険度を判断する数値に、暑さ指数(湿球黒球(しっきゅうこっきゅう)温度)がある。→湿球黒球温度
ネット‐いそんしょう【ネット依存症】
「インターネット依存症」の略。
のうけっかんせい‐にんちしょう【脳血管性認知症】
認知症のうち、脳梗塞・脳出血などで脳の一部に障害が起こり、認知能力が低下するもの。障害が起こった部位により症状が異なる。血管性認知症。