えい‐りゅう【癭瘤】
昆虫・線虫・ダニや細菌・菌類が寄生したり共生したりして、植物体に異常発育または異常形態形成を起こした部分。虫こぶ(虫癭(ちゅうえい))や根粒の類。
かいりせい‐だいどうみゃくりゅう【解離性大動脈瘤】
大動脈解離によって血管壁内に生じた偽腔が膨らんで瘤(こぶ)のようになった状態。
かし‐じょうみゃくりゅう【下肢静脈瘤】
下肢の静脈にある弁の機能が低下し、静脈血が逆流して、血管がこぶのように膨らんだ状態。
こぶ【瘤/癭】
1 病気のために筋肉が固くなるなどして、皮膚が高く盛り上がっているもの。 2 からだの一部をひどく打ったりして、そこが一時的に盛り上がったもの。たんこぶ。「転んで額に—ができる」 3 表面が盛り...
こぶ【瘤】
秋元不死男による句集。昭和25年(1950)刊。収録された句のうち約半数が、昭和16年(1941)から昭和18年(1943)にかけて、秋元が俳句弾圧事件で投獄されていた際の獄中句。
こぶ‐こぶ【瘤瘤】
こぶ。また、あちこちにこぶができていること。「—の枝」
こん‐りゅう【根粒/根瘤】
根粒菌が植物の根に入り込んで共生してつくるこぶ状の部分。
さん‐りゅう【産瘤】
分娩の際に、胎児の頭部などが鬱血(うっけつ)して体液がたまり、こぶ状になったもの。生後数日で消失する。
しい‐ね【瘤】
こぶの古名。〈和名抄〉
しゅ‐りゅう【腫瘤】
はれもの。こぶ。